Vol.107 2018/6/1更新

3ヵ月毎に年4回発行している車内報「一期一会」は、お客様とフジタクシーグループを結ぶコミュニケーションメディアです。 一生に一度かもしれないお客様との出会いを大切にしたい、という私たちの思いができる限り伝わればと思っています。タクシーをご利用の際は、ぜひお持ち下さいませ。

連載コラム

ハーモニックトライアングル5

19年前である。

バイクの単独事故で左足を失った。

義足をつけている。


事故の2週間前、彼女(家内)のご両親に結婚の許しを願い出た直後のことであった。

夢と希望が一瞬にして消えて無くなったように思えた。

「こんな体で俺はこれからどうすれば良いんだ!」病院のベットの上で、自暴自棄に陥っていた。

何とか絶望の淵から立ち直ることが出来たのは、献身的に看病をしてくれた彼女の支えがあったからだった。

また、そんな私に生きる希望を与えてくれたのは、フジタクシーグループだった。

 

入院中、自身の体験から、障害者の移動手段が非常に少ないことを感じ、自分が何とかしたいという強い思いを持っていた。

退院後、私は迷わずフジタクシーグループの門をたたいた。タクシー業に従事したかった。

 

フジタクシーを選んだのは、「より良いサービスをより安く」のスローガン。

一番お客様のことを思っている会社だと思ったからである。

 

「でも、こんな体で雇ってくれるだろうか?」不安が頭をよぎる。

面接担当者は、私のそんな不安を感じ取ってか、

「体の障害は問題ではありません。大事なのはお客様を思う気持ちです。」と言ってくれた。

私の気持ちに迷いは無かった。

 

「フジタクシーで第二の人生を頑張ろう!」

 

みんなは暖かく迎え入れてくれた。

 

フジタクシーに入社してから今まで、体の「ハンデ」で嫌な思いをしたことは一度もなかった。

同僚はみんな普通に接してくれる。上司も他の乗務員と私を区別する事は全くなかった。

 

それが嬉しかった。

 

元来、負けず嫌いの性格である。障害を理由に甘えることはできない。

他の乗務員が行うサービスは全て行った。もちろん、勤務も他の乗務員と同じ勤務を務めた。

無線で配車を受けた際は、お部屋の前までお迎えに上がった。

そして、売上はいつもトップクラスを維持した。


今は、6年半の乗務職を経て「運行管理者」として乗務員の指導、育成にあたっている。


「私がね、フジタクシーを好きなのは、私らみたいな年寄りを、

自分の親みたいに大事にしてくれるからなんだよ。あなたも頑張りなさい。」


今でも、入社当初に高齢のお客様から言われたこの言葉が、私の支えになっている。

フジタクシーに入社してもう18年。入社して本当に良かったと心からそう思っている。

ご乗車ありがとうございます。

INFORMATION

■フジタクシーの車窓から(4)

記憶に新しい2005年(平成17年)の「愛知万博」より遡ること68年前の1937年(昭和12年)。名古屋市港区一帯で「名古屋汎太平洋平和博覧会」が開かれました。

参加国は29か国。78日間で480万人もの入場者を動員し、博覧会に合わせて建設された名古屋駅、東山動物園、桜通とともに「大名古屋」を世界にPRした一大イベントだったそうです。当時、約13万円(現在の貨幣価値で約7千万円)をかけて作られたこの橋。現在は、下を流れていた中川運河は埋め立てられ、周辺は港北公園として整備されています。

世界の平和を祈って作られた橋は、この地に唯一残る貴重な歴史的遺構です。

■コミュニケーションポケット

<フジどこ>
スマートフォンをお持ちの方なら、どなたでも簡単にフジタクシーを呼べる大変便利なサービス。

それが、フジタクシー配車アプリ「フジどこ」です。

いくつかその便利な機能をご紹介します。
まずは、配車センターにわざわざ電話をかけなくてもスマートフォンから直接配車依頼ができること。

話中などでイライラすることがありません。

また、担当車 両が決ったら車両番号と、約何分で到着するかがメールでスマートフォンに送信されます。

お車が到着した時もメールでその旨が送信されます。お客様は余裕を 持ってお車の到着をお待ちいただくだけ。

目的地までのおおよその料金検索もできます。

こんな便利なサービスを見逃す手はありません。

まだダウンロードを されていないお客様はこの機会に是非ダウンロード(無料)を!