Vol.106 2018/3/1更新

3ヵ月毎に年4回発行している車内報「一期一会」は、お客様とフジタクシーグループを結ぶコミュニケーションメディアです。 一生に一度かもしれないお客様との出会いを大切にしたい、という私たちの思いができる限り伝わればと思っています。タクシーをご利用の際は、ぜひお持ち下さいませ。

連載コラム

テールランプ 72

永年続いたテレビ時代劇 「水戸黄門」 が幕を閉じましたね。 実に四十二年と五か月、 通算一二二七回の長寿番組でした。

第一回の放送が一九六九年。 親子三代、 四代にわたって、 お茶の間で楽しんだご家庭も多かったことでしょう。

歴代の黄門さま役を列記してみます。 初代が東野英治郎さん、 二代が西村晃さん、 三代目に佐野浅夫さん、 四代目は石坂浩二さん、 そして最後は里見浩太朗さん、 とそうそうたる顔ぶれ。 それぞれ味のある演技を見せてくれました。 初代と二代目の東野さん、 西村さんはすでに鬼籍に。 あちらで、 本物の黄門さま・水戸光圀公と昔話でもしていますか。
さておき、 ドラマです。 なんと最高視聴率が一九七九年に記録した43・7パーセントだったそうです。 一昨年、 人気があったNHKの大河ドラマ 「竜馬伝」 の最高視聴率ですら23・4パーセントといいます。 「水戸黄門」 人気のすごさが分かります。

多くの視聴者がこの時代劇に魅かれた理由は何だったでしょう。
最後には 「悪者」 を懲らしめる徹底した勧善懲悪。 これがドラマを貫いていました。 一二二七回の骨組は一貫して同じ。
「悪者」 の面々は、 比較的身分の高い役人とか、 大商人とか、 つまり社会的強者です。

「悪者」 たちは権力や金力にものを言わせます。 まじめに働く身分の低い役人や百姓、 町人ら弱者に、 いじめの限りを尽くします。 これら弱者が追い詰められたところで助さんと格さんが大立ち回り。 最後に格さんが 「この紋所が目に入らぬか」 とやって、 黄門さまが 「悪者」 たちを懲らしめる。 最終回までこのパターンは基本的に引き継がれました。
お茶の間でドラマを見る視聴者にとって、 いじめられる弱者は大抵、 自分自身か周りの親しい人でした。 日常に重ね合わせたものです。

「悪者」 は人によって違います。 職場の上司を連想する人、 官僚や公務員一般を思い浮かべる人。 大企業、 強引な商売がたきなど様々。
おもしろいのは、 実社会ではこうした 「悪者」 の範疇にはいる人々 (弱者をいじめているいないにかかわらず) です。 この人たちのほとんどはドラマを見る側としては、 弱者側で喝さいを送ったことでしょう。 もっとも、 自らを弱者いじめの 「悪人」 などと自覚している人はごく少数でしょうが・・・。

とにかく、 視聴者は弱者の側に立って溜飲を下げました。 そして、 みんなが思ったことです。 「黄門さまがいてくれたらなあ」 と。
視聴者がドラマの結末に拍手し、 「黄門さまがいてくれたらなあ」 と思い続けて四十二年以上。 飽きもしないで、 四世代にも渡って同じことを繰り返してきました。
なぜでしょうか。

今から五年前、 五代目黄門の里見浩太朗さんがファン感謝デーで次のように話したそうです。 くどいようですが五年前のことです。
曰く 「今の政治経済を考えると、 税金の無駄遣いが多く我慢ができない。 悪代官や勘定奉行と同じ。 改革すべきだ」。
四十二年間、 視聴者はいつも時の社会状況に照らして 「水戸黄門」 に魅かれ、 溜飲を下げ、 見続けました。 ため息とともに。
そして昨年、 とうとう 「水戸黄門」 は終わりました。 里見さんの言う 「政治経済」 が変わったからではないことは自明です。
昨年は日本中を震撼させた大災害と大事故の年でした。 この経過でいじめられたのは庶民。 いや、 年が変わってもいじめられ続けています。 その最中にあの長寿番組が幕を下ろしてしまいました。 残念です。

INFORMATION

■フジタクシーで行く名古屋近郊花の名所 (55)

今回は、 三重県の長島町にある 「なばなの里」 をご紹介します。
「なばなの里」 は、 三重県と愛知県の県境に近い長良川河口堰の隣に位置しています。 275,000㎡の広大な敷地内には、 日本最大級の 「花ひろば」 をはじめ、 ベゴニアガーデン、 バラ園、 あじさい・しょうぶ園などがあり、 一年を通して美しい花々が楽しめます。 また、 「長島ビール園」 やレストラン 「マルセイユ」 など、 飲食店も豊富で、 まさに花と緑と食のテーマパーク。
「なばなの里」 と言えば、 皆さんテレビCMでご存じの、 そう、 ウィンターイルミネーション 「冬華の競演」 です。 国内最大級の 630万球のLEDイルミネーションが織りなす今年のテーマは 「日本の四季」。 全長 200mの光のトンネルを抜けたその先には、 夢と幻想の世界が広がります。

実はこのイルミネーション。 節電にも気を使っているとのこと。 里内に保有している自家発電設備でイルミネーションの消費電力のほとんどをまかなっています。 また、 従業員用施設やバックヤードの照明の減灯や消灯などで、 お客様にご迷惑をかけることなく節電を行っているとのこと。 その取り組みに感激です。

さあ、 今年はどんなイルミネーションが登場するのでしょう。 考えただけでもワクワクします。 皆さんも少し遠出をして 「なばなの里」 へ出かけてみてはいかがでしょうか?

※所在地 三重県桑名市長島町駒江漆畑 270
国道 1 号線伊勢大橋東詰を南へすぐ

○お問い合わせは 
なばなの里
TEL:0594-41-0787

休日にはフジタクシーで、
ぜひ 「なばなの里」 へお出かけください!

■お迎え料金0円と、 GPS自動配車でますます便利になりました!!

フジタクシーグループは昨年、 懸案でありましたお迎え料金 200 円の廃止と、 GPS自動配車システムの導入を行いました。 ご注文いただいたお客様に最も近いところにいる空車のフジタクシーを、 車に搭載されたGPS機能を利用して自動的に検索し、 お迎え料金なしで迅速に配車するシステムです。

これにより、 お客様をお待たせすることなく迅速に配車することが可能となり、 お陰さまで皆様から大変ご好評をいただいております。
もちろんこれからも、 迅速な配車と共に、 「安全と安心」 「心のこもった接客」 をモットーに社員一同精進してまいります。

これからも、 どうぞお気軽にフジタクシー配車センターにお電話ください。
ご利用を心よりお待ち申し上げます。