Vol.105 2018/1/1更新

3ヵ月毎に年4回発行している車内報「一期一会」は、お客様とフジタクシーグループを結ぶコミュニケーションメディアです。 一生に一度かもしれないお客様との出会いを大切にしたい、という私たちの思いができる限り伝わればと思っています。タクシーをご利用の際は、ぜひお持ち下さいませ。

連載コラム

ハーモニックトライアングル12

東京赤坂にある老舗和菓子店「虎屋」の本社ビルの建て替えに際して、

本店の休業を知らせる「赤坂本店をご愛顧くださったみなさまへ」と題したメッセージが同社ホームページに掲載されました。

「3日と空けずにご来店くださり、きまってお汁粉を召し上がる男性のお客様。毎朝お母さまとご一緒に小形羊羹を1つお買い求めくださっていた、当時幼稚園生でいらしたお客様。ある時おひとりでお見えになったので、心配になった店員が外へ出てみると、お母さまがこっそり隠れて見守っていらっしゃったということもありました。車椅子でご来店くださっていた、100歳になられる女性のお客様。入院生活に入られてからはご家族が生菓子や干菓子をお買い求めくださいました。お食事ができなくなられてからも、弊社の干菓子をくずしながらお召し上がりになったと伺っています。このようにお客様とともに過ごさせて頂いた時間をここに書き尽くすことは到底できませんが、おひとりおひとりのお姿は、強く私たちの心に焼き付いています」

長々と書いてしまいましたが、「虎屋」 代社長が、就任以来 年間で迎えたお客様との思い出ややりとりが大切に描かれています。

おひとりおひとりのお客様と丁寧に向き合い、心のこもった接客をしてきた証なのでしょう。心に響く文章です。

また先日、こんなコラムを目にしました。横浜市営の路線バスの車内で、乗り合わせた乗客に迷惑になるかと、泣き始めた乳児をあやせずに困っている母親に、運転手が車内アナウンスで語りかけた言葉です。

「お母さん、大丈夫ですよ。赤ちゃんですから気になさらないでください。きっと眠いか、おなかがすいているか、おむつが気持ち悪いか、暑いかといったところでしょうか」と、明るい口調でミラー越しに語りかけた運転手の言葉に、バス内から大きな歓声が沸いたと言います。いずれも共通するのは、「一期一会」のお客様に対する思いやりの気持ちです。

翻ってフジタクシーです。毎日約1万人のお客様をお乗せしています。ご利用いただくすべてのお客様に、思いやりの気持ちを持って丁寧に向き合っているでしょうか?

「今日も、ひとを想いながら走っている」このフジタクシーグループのキャッチフレーズに偽りの無いよう、これからも努力してまいります。

ご乗車ありがとうございます。